兼坂歯科医院
矯正
 歯並びは気になる〜。でも矯正治療は高いと思っている方は多いと思います。
 目立つ装置は付けたくない。こんな方は一度ご相談下さい。当院では目立たない半透明のマウスピースを使う矯正やプラスチックの器具を使った矯正を行っています。
 また、反対咬合(受け口)の治療も筋肉のアンバランスから起きているものなので、取り外し式のマウスピースで筋肉のバランスを整えてやることで直すことができます。

矯正前のトレーニングとして
 矯正を始めたいけど、いつ始めればいいの? 矯正専門医がいいの? 大学病院がいいの? 固定式、取り外し式? 解らないことだらけですよね。しかし、どんな装置であっても精神的苦痛や歯の移動に伴う痛みは本人にしかわかりません。本当に矯正が必要なのか、今はもう少し様子を見たほうがよいのか?その見極めが難しいのです。
 よく歯科医は『固いものを噛ませなさい』と言いますが、具体的に何を噛ませれば良いのでしょうか?
 今、子供の好む食べ物として『おかあさんはやすめ』という言葉で表すことができます。



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オムライス
カレーライス
アイスクリーム
サンドイッチ
ハンバーグ
やきそば
スナック菓子
めん類
 堅いものはひとつもありません。噛むことと歯並びは非常に密接な関係があって、ご家庭の食事に歯ごたえのあるものを加えていただくのは当然ですが、そのきっかけとしてトレーニング用のチューインガムを使ってみませんか。通常のガムの2倍の堅さを持っていて、これを一日の5〜10分噛んでもらうことで、あごを使った強い噛み方を身につけていただきます。

当院で行っている矯正について
 当院で行っている矯正について少し御説明します。
 矯正はしてみたいけど目立つのは嫌という方、思春期で恥ずかしいという子もいますよね。 確かに何でもかんでも動けばいいってものではないですよね。 やはり矯正は短期間で終わる治療ではありませんからなるべく本人の肉体的な苦痛、精神的な負担は小さくしてあげたいものです。
1.従来のワイヤーを使った矯正
 ブラケットという金具を歯の表面に接着剤で貼り付けていましたが、今は金属ではなく透明の樹脂や歯と同じ色のセラミックのブラケットを使って目立たない矯正装置にしています。この方法はいろいろな症例に対応できる治療法なのですが、口の中が傷ついたりブラケットの周囲のブラッシングが難しいという欠点もあります。


2.エシックス
 透明或いは半透明のマウスピースを使って歯を動かす方法です。
 原理は非常に簡単なもので爪を噛んだり指しゃぶりをしていると歯並びは悪くなりますよね。それを逆に利用したもので、マウスピースの内側の動かしたい歯に当たる部分に出っ張り(出べそのような)をつけてやります。そのマウスピースを装着すると、おへそが継続的に歯に力をかけ続けます。隙間を閉じたり、ねじれている歯、少数歯を動かしたいときに有効です。
 一日に10時間以上は装着することが望ましいと云われているのですが、外しているときにわずかに後戻りするので、できる限り長時間つけていることが効果的です。もちろん食事の時や人前でおしゃべりする時、スポーツの時などは外します。いつでも外せるという利点がある一方で、がんばれない人には向きません。また、どんな症例でもというわけではないのでエシックスを使えない場合もあります。
  

3.ムーシールド
 反対咬合(受け口)用マウスピース
 幼児期の反対咬合(受け口)は自然治癒が見込まれるとされてきましたが、確かに2歳で反対咬合と診断された子の50パーセントは自然治癒します。しかし3歳で反対咬合だと、その可能性は4〜5パーセントまで低下してしまいます。今までは幼児期に有効的な治療方法がなかったために歯科検診でも「しばらく様子を見ましょう」と言うことが多かったのです。
 ムーシールドは直接歯や顎に力をかけるのではなく身体が成長しようとする力を利用して筋肉のバランスを整えてやる矯正です。上唇の圧が歯にかからないようにする一方で舌を高位に保ち飲み込む時の力が下顎にかからないようにします。
 反対咬合は遺伝します。顔形は親に似ますから。しかし遺伝の有る無しにかかわらず早めに対処することでかなり改善できると考えています。就寝時だけ装着するので負担も最小限ですみます。治療期間は約1年〜1年半を目安にします。
  

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